コーヒー豆

1杯5000円以上する高級なコーヒー豆は『猫のウンチ』?!コピ・ルアクについて

1杯5000円以上する高級なコーヒーが『猫のウンチ』から作られているってことは知ってますか?

え?ホント?って思った方

実はこの話はホントなんです。

主にインドネシアで販売されているコピ・ルアクという豆がそうなんです。

でも、猫のうんち…

本当に美味しいんでしょうかね?笑

今回はそんな猫のうんちから作るコーヒーについて、どんな味がするのか?どうしてそんなに高級なのか?実際に飲めるの?ってことまで書いていきたいと思います。

1杯5000円するコーヒー豆『コピ・ルアク』

高級コーヒー豆の名称は『コピ・ルアク』という豆です。

『猫のウンチ』とは言っても、ネコのうんちをそのままコーヒーにする訳ではありあません。

主にインドネシアに生息するジャコウネコの糞から採れる、未消化のコーヒー豆をコピ・ルアクと呼んでいるのです。

値段は普通の品質でも100g=4,000円ほど。天然のジャウネコの糞から採れる高品質なものだと100g=10,000円にもなります!

日本のスタバで購入できるコーヒー豆(ハウスブレンド)だと100g=420円なので

コピ・ルアク(普通) 4000円
コピ・ルアク(高品質) 10,000円
スタバ(ハウスブレンド) 420円

ほぼ10倍〜20倍の差が…(笑)

確かに高級コーヒーと呼ばれるには十分なお値段ですね。

何故うんちからコーヒー豆?

ジャコウネコはアジア・インドネシア・フィリピン・アフリカ大陸なんかに生息している動物です。大きさは1m~60cmぐらいで、体型はスラッとしていてタヌキやイタチに近いかもしれません。

ぱっと見ではネコには見えないかもしれません。

普段は木の上や地面を行ったり来たりしながら生活していて、夜行性の動物です。

ジャコウネコは雑食で昆虫や小型動物に魚なんかも食べますが、フルーツの実やコーヒーの果実を中心に食べているみたいです。

コーヒーの果実はそのまま食べちゃうので、消化されなかったコーヒー豆がそのまま糞と一緒に排出されるというわけなのです。

汚くなるどころか美味しさが増すコピ・ルアク

猫のウンチだとさすがに汚いんじゃないの?

って普通なら思いますよね。私も思いました(笑)

でも実際にはそんなことはありません。

コーヒーの焙煎に使う豆は、ジャコウネコの糞から取り出してそのまま使うことはないんです。

取り出した豆のアパーチメント(内の種皮)部分を取り除くので、実際に使うコーヒー豆となる部分は綺麗で殻に守られています。万が一、雑菌が付いていても高温の焙煎で雑菌は死にます。

誰が食べても安心です!

しかも取り出した時にはコーヒー豆はさらに美味しくなっているんです。

ジャコウネコはコーヒーの実と一緒に他の果実も食べます。その時に一緒に食べた果実の香りやコーヒー豆に移り特徴的な香りに変化します。

そしてコーヒー豆はジャコウネコの体内で発酵され、コピ・ルアクの独特の味に変化していくのです。普通は農園の人が栽培して発酵させるんですけどそれを一匹でやっちゃうんです。

ジャコウネコまじ優秀ですね。すごい!

コピ・ルアクは色んな呼び方がある

  • コピ・ルアク(インドネシア)
  • アラミドコーヒー(フィリピン)
  • ジャコウネココーヒー(アメリカ)
  • イタチコーヒー(日本)
  • たぬきコーヒー(ベトナム)

同じジャコウネコから採れたコーヒーですが呼び方は色々あります。

日本やベトナムではイタチやたぬきから採れたのではないですが、俗称として呼ばれるようになっています。もし見かけたのならコピ・ルアクだと思ってもらっても大丈夫です。

コピ・ルアクの歴史

今では有名なコピ・ルアクですが、実は発見された詳しい年は不明です。歴史を遡ると19世紀ごろの文献に現れるようになっているそうです。

なぜ発見された年が不明なんでしょうか?

それはインドネシアの歴史に関係があります。

19世紀頃、インドネシアはオランダの植民地の1つでした。オランダは自分たちがコーヒーを飲むためにも、販売するためにもインドネシアの人々にコーヒー栽培を強制していました。

現地の人々は自分たちの栽培しているコーヒーはオランダの人々が飲むこの出来る高級品。決して植民地の人々が飲めるものではありませんでした。

しかし、それでも飲みたいと思ったんでしょうね。ジャコウネコの糞から採れたコーヒー豆を使ってコーヒーを飲んでいたのです。すると意外と美味しかったので世界中に広まっていった訳です!

まさか100年後の世界で高級品として売られているとは、当時の人たちは誰も想像してなかったでしょうね。

日本でもコピ・ルアクは飲めるの?

結論から言うと飲めます。

コピ・ルアクを飲む方法は主に2通り。

  1. カフェで予約して飲む
  2. 豆を購入して自宅で飲む

1:カフェで予約して飲む

まず1つ目の飲み方が『カフェで予約して飲む』です。

コピ・ルアクは希少性も高く長期間の保存には向きません。なのでどーしてもお店で置いておくには不向きです。

それにお店側からしても高級なコーヒーなので、最高の状態でお客さんに飲んで欲しいと思いますよね。なので常に入荷しているお店はほとんどありません。

たまたま入荷している時ももちろんあるとは思いますので、行く予定を立てるときには電話で確認するか、予約するのが一番オススメです。

2:豆を購入して自宅で飲む

2つ目は『豆を購入して自宅で飲む』という方法。

コピ・ルアクはAmazonでも購入することが出来ます(時期によっては入荷していない場合もあるかもしれません)

もちろん現地に行けば、空港や市場で購入することも可能です。お土産で買ってきてもらうのも、自分で買いに行っても手に入ります。

コピ・ルアクを自宅で淹れるオススメの方法

せっかく高級なコーヒーを購入するなら、美味しくなる方法で抽出したいですよね。そんな高級豆を淹れるオススメ方法が2つあります。

  1. 金属フィルター
  2. コーヒープレス

こちらの2つの方法は抽出する時に、コーヒー豆が本来持っているコーヒーオイルを一緒に抽出してくれます。

コーヒー豆が持っている味をそのまま楽しめるんです!

自宅でも手軽に楽しめるのは②コーヒープレスですが、コーヒーの中に微粉が混ざってしまうというデメリットもあります。

手間をかけてもじっくり作りたいという方は①金属フィルターを使って抽出するのをオススメします。

是非、あなたに合った方法で抽出してみてください。

関連記事もおすすめです!