ふと、ブラック缶コーヒーの成分表を見たら0kcalと書かれているのを発見しました。
あれ?コーヒーってカロリー0なの?あるよね?
先日コーヒーのカロリーの記事を書いていたので、ブラックコーヒーには100mlにつき4kcalが含まれている事を知ってたので、缶コーヒーの0kcalについて疑問が湧いてきました。
色々調べていても食品衛生基準?みたいな難しい単語にぶつかったのですが、答えっぽいものを見つけたので
日本には『成分によっては微量だと0と表記してよい』というルールが存在するらしく、今回はそんな豆知識を記事にしていきたいと思います。
ブラックコーヒーは4kcal含まれている

ブラックコーヒーといえどもカロリーは含まれています。
もちろん少量の4kcalですが…笑
詳細はこちらの記事で書いています。

実はコーヒー豆からコーヒーを抽出する時に、コーヒー豆の成分は水に溶け出します。
そして、溶け出したコーヒーの成分の中には微量ですが、炭水化物とたんぱく質が含まれています。これがカロリーが含まれている理由なんです。
成分表示は食品表示基準で定められている
みなさんが毎日食べる商品には、成分表示がありますよね?
あの成分表示は私たちの食の安全に欠かせないものであり、安心できるために表示されているのです。国際的な規格もありますし、各国ごとに決められた食品表記の方法があります。
日本では食品表示に関しても様々な法律によって決められています。『食品衛生法』『JAS法』『健康増進法』など…
食物の分野1つにしても様々な法律によって決められているのです。
その中でも具体的なルールを決めているのが『食品表示基準』というわけなんです。
法律がいくつかあったので具体的なルールを1つにまとめたみたいですね。
消費者庁のHPに記載されていました!
食品表示基準に『0』と表示できる基準があった
食品表示基準の中には、ある成分が決められた量より少ない場合『0』と表示できる基準が存在するみたいです。
もちろん全ての成分が当てはまる訳ではありません。
熱量(kcal)は100ml当たり5kcal以下だと『0』と表記しても大丈夫なのです!
他の成分ならこんなのがあります。
- タンパク質:0.5g以下
- 脂質:0.5g以下
- 飽和脂肪酸:0.1g以下
- 糖質:0.5g以下
- コレステロール:5mg以下
これらは全て『0』と表記しても大丈夫みたいです。人体に影響のないぐらい微々たるものだということでしょうかね。
詳しく知りたい方は東京都福祉保健局のHPで確認出来ます(10段落目です)
ブラックコーヒーのカロリー表記は間違いじゃない
ものすごく難しい話を書いてしまいましたが、話を戻しましょう。
日本のルールには『カロリーが5kcal以下は0kcalと表示してもOK』っていうものがあると言う事です。
別にそのまま表示しても大丈夫なので4kcalって書かれていても問題はない訳です。
その会社や商品によって正直に記載しているのか、少なすぎて表記しないで大丈夫!って思っているかの違いでしょうかね。