コーヒー豆

コーヒー豆ってどこで作られてるの?生産地や製法を紹介。

みなさんも知っているあのコーヒー豆って”実は豆じゃない”って知っていましたか?

何言ってんだこいつ…って思った方はすみません。でも実際にコーヒーショップで売られているのは豆じゃないんです。

「豆」って言われると想像するのは、ナッツ、クルミ、アーモンドとかじゃないですか?

でも実際はみなさんが想像する豆類と種類が違っていて、コーヒー豆って米、小麦、トウモロコシの仲間なんですよ。驚きですよね。

というわけで今回はみなさんイメージにもあるこげ茶色のコーヒー豆がどうやって出来るかをお話していきたいと思います。

コーヒーの生産地は赤道近く

まずコーヒーはどこから来るのでしょうか?

その答えはコーヒーベルトにあります。コーヒーベルトとは、赤道に沿って地球を一周する、南北25度の「北回帰線」と「南回帰線」の間の熱帯地方や亜熱帯地方がそのエリアのことです。

このコーヒーベルトで栽培されているコーヒーノキからコーヒー豆の元になるコーヒーの果実が収穫されます。

コーヒーノキは熱帯・亜熱帯地方の高山などの比較的涼しいところを好むため、コーヒーベルトがこのような形になりました。

ちなみに、コーヒーノキは私のタイピングミスではなく「コーヒーノキという名の常緑樹の種類の1つ」というわけなので間違えないようにしましょう笑

コーヒーノキは一万年前には、エチオピア付近にのみ自生していました。そしてこの自生していたコーヒーノキが時間をかけて近隣の大陸で広がっていき、17世紀になったところで海を越えて様々な場所に人為的に持ち込まれて、コーヒーベルトが出来上がったのです。

収穫されたコーヒーの果実

コーヒーノキは年に1〜数回花を咲かせた後に、さくらんぼ大の赤い実をつけます。

これは「コーヒーチェリー」と呼ばれていて、生産地では手作業で一粒づつ収穫されいることが多いそうです。コーヒーチェリー自体は食べれない事はないですが、種子が大きいため現地でもあまり食用にはなっていないそうです。

そしてこのコーヒーチェリーの種子こそがコーヒー豆なのです。

しかしコーヒーを作るためにはこのままのコーヒー豆では作れません。

緑色をしたコーヒー豆を、みなさんが知っているこげ茶色のコーヒー豆にするためにはいくつか工程が必要です。

こげ茶色のコーヒー豆にするための3つの工程

CMやコーヒーショップでもよく見るコーヒー豆になるにはこれらの工程が必要です。

  1. 精製(果肉を取り除く作業)
  2. 選別(歪な形の豆を取り除く作業)
  3. 焙煎(コーヒーの味や香りを作る加熱作業)

①精製

まず収穫したてのコーヒーチェリーには、果肉が付いています。その果肉を取り除くためにも、農園で収穫された後、集積場にコーヒーチェリーは集められます。

コーヒーを作るためには、コーヒーチェリーの中でも「生豆」とよばれる部分のみが必要なために、果肉と一緒に薄い皮(パーチメント)取り除く必要があります。

しかし収穫したての水分がたくさん含まれているコーヒーチェリーでは、なかなか上手に取り除く事が出来ません。

なので、ある程度パーチメントを乾燥させると、簡単に取り除くことができ、生豆だけを取り出すことが可能なのです。

この乾燥させる方法については数種類あるので、また別記事で紹介したいと思います。

②選別

選別は質の悪いコーヒー豆を取り除く作業です。

形が悪かったりしてしまうと品質が落ちてしまいますし、次の工程である焙煎でも熱の通り方が悪くなってしまいます。

日本でも形や質が悪い農産物は売れないってことあるじゃないですか。あれと同じように判別されていきます。

ここまでの作業が主に生産国で行われます。この後、乾燥させられて輸出されることが多いです。

③焙煎(ロースト)

精製された生豆は、水分量が12%以下になるまで乾燥させられます。これは運搬中や保管中のカビ発生を防止するためです。

そしてコーヒー豆の輸入国で「焙煎」が行われます。

焙煎は加熱することで生豆に残った水分を全て飛ばし、香りが付き成分が変質する作業で、これによって、生豆はみなさんが知っているコーヒー豆が出来上がります。

生豆の成分がコーヒーの成分に変わる重要な過程で、プロの中には「コーヒーの味の8割は焙煎で決まる」と言っている人もいるほどです。

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コーヒー豆の完成

これでみなさんがイメージするコーヒー豆が完成しました!

今回、紹介した作業はほとんどが企業レベルじゃないと出来ない工程です。なので個人レベルだとあまり関われないと思います。

しかし、活用することは確かに少ないかもしれませんが、コーヒー豆からコーヒーを淹れたりするなら知っておいてもいい知識かもしれませんね。

焙煎はまだギリギリ自宅でも出来る工程ですね。方法によってはフライパンでも可能だそうです。是非、興味ある方は自家焙煎に挑戦してみてください。

次に紹介する記事は「コーヒー豆からコーヒーを作る方法」です。楽しみにお待ちください。

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